カメラに関する覚書

カメラや写真についてのメモ

星野道夫 写真展「悠久の時を旅する」を見たら、パノラマ写真が撮りたくなった

東京都写真美術館星野道夫写真展「悠久の時を旅する」を見に行ってきました。

topmuseum.jp

雑感

素晴らしいアラスカの自然、躍動する動物たち、自然と人の関わりなど、どれをとっても素晴らしく、近いうちにまた行きたいと思うくらいよかったです。

写真だけでなく、星野氏の自筆原稿が展示されており、「ノーザンライツ」をはじめとする星野道夫氏の著作を読んでいた身からすると感動ものでした。

直前にNHKダーウィンが来た!の星野氏がトナカイを撮影する回を見たところだったので、あんな厳しい自然の中に1人で数週間も過ごしたことで、あれだけ美しい文章が生み出されたのかなと想像してしまいました。

パノラマ写真について

一番感動したのはパノラマカメラで撮られたアラスカの風景の写真です。最近 星野氏のパノラマカメラが見つかったことがニュースになっていて、展示会の目玉の一つにもなってたようです。

www3.nhk.or.jp

パノラマ写真は視界の横幅いっぱいぐらいの大きさがあり、実際の景色が眼前に現れたかのような感動がありました。

通常のアスペクト比のものは写真を鑑賞しているという感じがしたのですが、パノラマは実際の風景を見ているという感じがしました。

スマホやパソコン、テレビのサイズでない、巨大でリアルな風景というのが新鮮だったのもあるかもしれません。

自分でもパノラマ写真を撮って部屋に飾ってみたくなりました。ピクチャーレールの横幅いっぱいにかけるとかっこいいような気がします。

風景だけでなく都市の夜景もパノラマにするとカッコよくなりそうですし、題材の幅も広そうですし…。

 

リコーフォトアカデミーの「Kシリーズ基礎 カスタムイメージ&ホワイトバランス編」

リコーフォトアカデミーのKシリーズ基礎 カスタムイメージ&ホワイトバランス編を受講した感想です。

school.ricoh-imaging.co.jp

ざっくりまとめ

  • 講師はペンタックスクラブハウスの人
  • リモート講座で受講者は7人だった
  • 顔出しは強制じゃない
  • 講師の手元にカメラが準備してあり、ボタン配置やメニュー画面を見せながら講義
  • 講座の開始時に持ってる機種を伝えると、その機種を準備してくれる
  • 各カスタムイメージの説明だけじゃなく、機種ごとにカスタムイメージを変更する手順や押すボタンを教えてくれる

感想など

PENTAX機はカメラ内RAW現像で現像を完結できるとよく聞いていたのですが、実際にどういじっていいのかわからなかったので受講してみました。

受講した感想としては、実際のワークフローや説明書に書いていない隠し要素?なども紹介されかなり充実した内容といった印象です。

個人的に特に嬉しかったのはWBの説明が非常にわかりやすかったことで、オートWBとマルチパターン、オートとCTEの関係がよくわかっていなかったのがかなりスッキリしました。(ネタバレになるので詳細に説明するのは避けますが、複数光源ならオートじゃなくマルチパターン、オートは支配的な色を抑えてしまうので写真の印象が弱くなるなど)

カスタムイメージに関してはさっぱりとした説明でしたが、その分実際の現像処理のフローについて時間を割いていました。実際の写真をイジりながらキーと露出・コントラストの違いを説明するなど、この3つの設定の関係をわかりやすいものにしていたと思います。

また、撮影後メモリにRAWが1枚分だけ残っていてカスタムイメージの適用サンプルが表示されるなど、半年ぐらいカメラに触っていても知らなかった機能などの説明もあるなど、メーカーが直接講座をしているからこその情報もあり楽しめました。

フォーカス編に続き受講してみましたが、知識だけでなく実際の撮影の状況を想定した説明が多い講座でとても役に立つものでした。残りの露出編や他の教養講座等の受講も検討したいと思います。

リコーフォトアカデミーのKシリーズ基礎(フォーカス編)は、ペンタックス初心者が聞いておいて損はなさそう

リコーフォトアカデミーKシリーズ基礎フォーカス編を受けた感想です。

school.ricoh-imaging.co.jp

ざっくりまとめ

  • 講師はペンタックスクラブハウスの人
  • リモート講座で受講者は5人だった
  • 顔出しは強制じゃない
  • 講師の手元にカメラが準備してあり、ボタン配置やメニュー画面を見せながら講義
  • 講座の開始時に持ってる機種を伝えると、その機種を準備してくれる
  • af-sやaf-cといった機能の説明だけじゃなく、機種ごとにメニュー構成や押すボタンなども説明してくれる

 

感想など

数年ぶりの一眼レフ、初のペンタックス機という状況だったので、直近で開催されたフォーカス編から受けてみました。

 結論から言うと、とても実になる講座だったと思います。

 用語の説明はもちろんですが、機種ごとにメニューの階層のどこを選んで、どう設定したら、こう動作するようになるというのを説明してもらえたのがありがたかったです。(どのメーカーもメニューの構造複雑ですよね)

 また、説明書のどこに書いてあるのかわからない操作(メニュー操作時の前ダイヤル、後ろダイヤルの挙動とか)など、講座受けないとずっと知らないままだったのでは……と思いました。

 私のような初心者にとっては、シチュエーションごと(星景、スポーツ、スナップなど)のおすすめ設定の紹介もありがたく、知ってはいたけど使い所のわからなかった機能の活用のしどころなどためになることも多かったです。

 カスタムイメージ編と露出編の3つセットで基礎編で全部受けたらより機種の理解が深まるとのことだったので、日程が合えば受けてみようと思います。