東京都写真美術館に星野道夫写真展「悠久の時を旅する」を見に行ってきました。
雑感
素晴らしいアラスカの自然、躍動する動物たち、自然と人の関わりなど、どれをとっても素晴らしく、近いうちにまた行きたいと思うくらいよかったです。
写真だけでなく、星野氏の自筆原稿が展示されており、「ノーザンライツ」をはじめとする星野道夫氏の著作を読んでいた身からすると感動ものでした。
直前にNHKのダーウィンが来た!の星野氏がトナカイを撮影する回を見たところだったので、あんな厳しい自然の中に1人で数週間も過ごしたことで、あれだけ美しい文章が生み出されたのかなと想像してしまいました。
パノラマ写真について
一番感動したのはパノラマカメラで撮られたアラスカの風景の写真です。最近 星野氏のパノラマカメラが見つかったことがニュースになっていて、展示会の目玉の一つにもなってたようです。
パノラマ写真は視界の横幅いっぱいぐらいの大きさがあり、実際の景色が眼前に現れたかのような感動がありました。
通常のアスペクト比のものは写真を鑑賞しているという感じがしたのですが、パノラマは実際の風景を見ているという感じがしました。
スマホやパソコン、テレビのサイズでない、巨大でリアルな風景というのが新鮮だったのもあるかもしれません。
自分でもパノラマ写真を撮って部屋に飾ってみたくなりました。ピクチャーレールの横幅いっぱいにかけるとかっこいいような気がします。
風景だけでなく都市の夜景もパノラマにするとカッコよくなりそうですし、題材の幅も広そうですし…。